妊娠初期に命の母ホワイトを飲んでも大丈夫？
漢方薬は妊娠初期から出産時まで使用できるものも多くあり、実際に産婦人科でも使用されています。
しかし、実際に妊婦での臨床試験を行うことができないので、妊娠中の漢方薬の安全性は確立されていないのは事実です。
特に妊娠初期は、赤ちゃんの体が作られる時期で、薬の胎児への影響が心配されます。そのため、妊娠初期は漢方薬といえども必要最小限にすることをおすすめします。
命の母ホワイトの妊娠初期に服用する場合の安全性は確立されていません。
妊娠初期に妊娠に気づかないで命の母ホワイトを飲んでしまったら？
つわりなどの症状がない人の場合、妊娠初期には自分が妊娠していることに気づかないこともありますよね。そのような場合で、命の母ホワイトを飲んでいたらどうなるのでしょうか？
妊娠初期に命の母ホワイトを飲んでいたからといって、すぐに胎児に悪影響があるということはないので安心して下さい。
妊娠に気づいた時点で、服用を中止してもらえば大丈夫です。
命の母ホワイトは、三大婦人用漢方薬である、「当帰芍薬散」、「加味逍遥散」、「桂皮茯苓丸」の成分をバランスよく配合した製剤です。
その中の当帰芍薬散は、妊娠時にもよく使われる薬で、安胎薬とも呼ばれ、もともとは、妊娠時の腹痛の薬として処方されていました。
妊娠時に安心して服用できる漢方薬も多数あります。
しかし、やはり安全性が確立されていないという点から、妊娠がわかった時点で命の母ホワイトの服用は中止して下さい。妊娠中は産婦人科医師の処方の元、必要な薬を処方してもらうというのが一番安心です。
妊娠時、命の母ホワイト服用に注意が必要なわけ
妊娠中、又は妊娠している可能性があるときには、投与しないことが望ましいとされている生薬がいくつかあります。
その中で、命の母ホワイトに含まれているものとして、ダイオウ、トウニン、ボタンピがあります。ダイオウは、子宮収縮作用、骨盤内臓器の充血作用があり、流早産の危険があります。
トウニン、ボタンピも流早産の危険性があるとされています。
しかし、産婦人科で妊娠中の便秘にダイオウの含まれる便秘薬は普通に処方されるので、これらの成分も産婦人科医の処方の元、服用するのなら問題ないと思います。
命の母ホワイトに含まれているこれらの成分は少量なのですが、自己判断での妊娠初期、妊娠中の服用は控えてくださいね。