医療機関でPMSの治療にピルが用いられることから、同じPMSの治療薬であるプレフェミンに避妊効果があるのかと誤解してしまう人がいるかもしれません。
ですが、プレフェミンには避妊効果はありません。
決して避妊のためにプレフェミンを服用するなんてことはしないで下さいね。
望まない妊娠に傷つくのは、あなたの体と心、小さな命です。
ドラッグストアでプレフェミンを購入する際には、必ず薬剤師による薬の説明が行われます。その時に、何か疑問点や知りたいことがあれば、質問してください。
噂や思い込みで間違った使用をしないよう、正しい情報を得てプレフェミンを服用して下さいね。
ピルを飲みたいけどプレフェミンとは併用不可どうしたらいい?
避妊のためにピルを飲んでいる人は、プレフェミンを服用することはできません。
ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンを両方含んだ薬で、ピルを服用すると排卵がストップして女性ホルモンが低下します。
ピルを服用して避妊効果があるのは、排卵がストップするため、妊娠しなくなるのですね。
ピルとプレフェミンは成分も作用機序の全く異なる薬です。
プレフェミンの有効成分であるチェストベリーは、ホルモン剤ではありません。
西洋ハーブの一種で、服用することで女性ホルモンのバランスを調整してくれることがわかっています。
チェストベリーはピルと一緒に服用すると、ピルの効果を減弱させることがわかっています。そのため、ピルとプレフェミンは併用できないのです。
プレフェミンを服用することでピルの効果が減弱され、望まない妊娠をしてしまうことは避けなければいけません。
避妊のためにピルを服用している人はプレフェミンを飲むことは諦めてください。