プレフェミンはPMSに効果がある薬ですが、値段が高くて買えないとか、何かしらの理由で飲めなくて他の薬を探してる・・・そんな女性も多いかと思います。
そこで、ここではプレフェミンの他にもPMSに効果的な薬を紹介していきます。
まず、医療機関で使用されるものとして次のようなものがあります。
低用量ピル
低用量ピルの場合、副作用として年間10万人当たり約25人の割合で血栓が血管に詰まる静脈血栓塞栓症が生じるリスクがあります。
この副作用のため、血栓が生じやすい喫煙者は低用量ピルを使用できません。
漢方薬
漢方薬もPMSの治療によく使用されています。代表的なものとして
- 加味逍遙散(かみしょうようさん)
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
- 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
- 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
これら4つがあげられます。
これらの漢方薬は、医療機関で医師に処方してもらうこともできますが、ドラッグストアや薬局で購入することもできます。
ドラッグストアや薬局でのみ販売している漢方薬
- 小林製薬「命の母ホワイト」「命の母A」
- 武田製薬「ルビーナめぐり」
- ツムラ「ラムールQ」
なども女性ホルモンに作用して、ホルモンバランスの崩れが原因で起こる症状を改善してくれます。
漢方薬の場合、各患者さんの体質に合わせた薬選びが重要となってきます。
あなたの体質にしっかりと合った漢方薬が見つかれば、とても効果的にPMS症状の改善が期待できるいえますね。
サプリメントでもPMSに効果的なもの
- γリノレン酸
PMS症状がある人は血液中のγリノレン酸濃度が低いことがわかっています。
そこで、PMSの人がγリノレン酸を摂取したところ、イライラや気分の落ち込みに効果があったという研究データがでています。
- テアニン
脳の鎮静系神経伝達物質であるギャバやグリシンを増やす作用があり、リラックス効果が期待されます。
- カルシウム
1日1200mg摂取で、否定的な感情、むくみ、異常な食欲、疼痛に効果が認められたという研究データがでています。
PMS症状に有効性が高いサプリメントとしておすすめできます。ただし、腎結石の既往歴がある人は服用できません。
- チェストベリー
プレフェミンの有効成分であるチェストベリーは、サプリメントでも購入することができます。プレフェミンは医薬品ですが、サプリメントは食品という分類になります。
医薬品は効果効能を重視して科学的根拠、厳重な臨床試験に基づいて作られ、国から承認されているものです。
同じ成分だからといって、医薬品とサプリメントが同等の効果をもたらしてくれるかは定かではありませんので、注意して下さいね。