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プレフェミンと命の母ホワイト PMSへの効果を比較

PMSに効果があると言われている薬に「命の母ホワイト」という小林製薬が販売している薬があります。

 

プレフェミンとどう違うのか?と思っている人も多いようなので、お話ししていきます。

命の母とプレフェミン 薬効比較

まず、プレフェミンの効能効果の記載を見ると、月経前の諸症状の緩和、乳房のはり、頭痛、イライラ、怒りっぽい、気分変調となっています。

 

いっぽう命の母の効能効果の記載は、月経痛、月経不順、ヒステリー、腰痛、頭痛、冷え性、血の道症、肩こり、めまい、動悸、こしけ(おりもの)となっています。

 

プレフェミンの場合、効能効果に月経前のという記載が入っていることが特徴的です。

 

要するに、月経が始まると治まる症状ということです。プレフェミンの効果は月経前に起こる不快症状に限定されているのに対し、命の母は月経前〜月経中の不快症状に効果があるとされています。

 

命の母の効能効果に記載されている月経痛、月経不順など、PMSの症状ではない場合は命の母の方が効果を期待できるかもしれません。月経前のイライラ、乳房のはり、などの症状には、プレフェミンが効果的のようです。

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命の母とプレフェミン成分はどう違うの?

命の母ホワイトは、主に血行を促進して体を温める生薬を11種類配合した漢方薬です。含有成分は次のようになります。

  • トウキ末 300mg
  • センキュウ末 200mg
  • シャクヤク末 300mg
  • ブクリョウ末 200mg
  • ソウジュツ末 200mg
  • タクシャ末 150mg
  • ケイヒ末 200mg
  • ボタンピ末 200mg
  • ダイオウ末 200mg
  • トウニン末 100mg
  • ニンジン末 50mg

 

いっぽうプレフェミンは、チェストベリー乾燥エキス40mgという単一有効成分による薬です。成分を見ると全く異なる薬であることがわかりますね。

 

命の母とプレフェミン 値段比較

命の母は、1日3回毎食後に1回4錠服用となっています。つまり、1日に12錠服用することになります。お値段は180錠入り(15日分)で2592円(税込み)となります。

 

プレフェミンは1日1回 1錠服用、30錠入り(30日分)で1800円となっています。値段からするとプレフェミンの方がお手頃値段ということになりますね。

 

※価格は変更することがあるので、購入時に確認ください。

 

命の母とプレフェミン 副作用比較

命の母の副作用としては、皮膚の発疹、発赤、かゆみ、胃部不快感、食欲不振、吐き気、便秘、激しい腹痛を伴う下痢、腹痛と記載されています。

 

プレフェミンの添付文書に副作用についての記載はありませんが、臨床試験ではアレルギー性皮膚炎がみられています。

 

2014年に発売された薬なので、発売後の副作用データはまだ明らかになっていません。海外での使用実績からは、胃のむかつき、悪心、発疹などの症状がでることがあるという報告もあります。

 

命の母、プレフェミン共に、重大な副作用はなく副作用の少ない安全な薬であると言えます。