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プレフェミンの添付文書では、授乳中の人は服用しないで下さいと記載されています。
母親が薬を服用するとほとんどの薬は母乳中に移行すると言われています。しかし、実際に母乳中に移行する量は非常に少ない量です。
そのため、医療用医薬品の中には使用実績による科学的な情報をもとに安全と考えられ、使用されている薬も多くあります。
プレフェミンの場合、授乳中の服用による安全性が確立されていません。
授乳中の人は服用しないで下さいと記載されていますが、授乳中に服用してしまったからと言って、すぐに赤ちゃんに有害な作用が現れるというようなことはありませんので安心して下さい。
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プレフェミンは乳汁分泌に影響を与える
プレフェミンの有効成分であるチェストベリーは、プロラクチンの過剰分泌を抑制するということがわかっています。
プロラクチンとは、乳腺を刺激して乳汁を分泌させるよう働くホルモンです。
チェストベリーはプロラクチン分泌を抑制するという作用機序から考えると、母乳分泌を抑制する可能性があります。
しかし、正反対の効果として、アメリカでは母乳の分泌をよくする薬として使用されていたこともあります。
現在も母乳の出が良くなるハーブとしてチェストベリーが販売されていたりもします。
授乳中の母乳分泌に対する効果、副作用の詳細は不明な点が多いです。
今後、調査、研究が行われ安全性が解明されるまで授乳中の服用は避けたほうがよいでしょう。